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ドクターズトーク

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第2回 松田捷彦医師(後編) これからは音楽も楽しみたい〜知る人ぞ知るジャズプレイヤー

リラックスすることも仕事のひとつ

 今春より電子カルテの導入をはじめ、秋にはPET画像センター(仮称)の開設を予定している静岡県立総合病院。心臓血管外科医と副院長を兼務する松田先生も忙しい毎日を送られているようです。先生に、ご自身の健康について伺うと、「"医者の不養生"とはよく言ったもので、医者が病気になることは意外と多いんです。特に、心臓血管外科医は病気の発症率が高いそうですよ」。と苦笑い。簡単な手術など無いけれど、とりわけ難しいのが心臓手術。常に生と死の間を潜りぬける綱渡りのような現場に立ち向かう医師の精神的、肉体的な疲労やストレスは計り知れません。
「大変だったことといえば助手時代のことを思い出します。幼い女の子の術後経過を診るため、毎日病院に寝泊りした時期がありました。容態が常に変化するため、添い寝状態で診ていました。数日後に少女は回復し、"先生ありがとう"と言ってくれた時は嬉しかったですね。今、思い出してもジーンときます」。
 若い頃から厳しい医療の現場で活躍してこられた先生。「ストレスや疲れが溜まっていては患者さんに良い医療は提供できませんから、いつもリラックスするように心がけているんですよ」。副院長室で心地よいジャズを流しながらお話してくれました。


音楽で健康をキープ!

 大学時代にバンドを組んでいたというくらい大の音楽好き。実は4年前からジャズサックスを習い、市内のジャズ愛好会でのボランティア活動や、2005年冬に行われた院内コンサートではプロミュージシャンに混じり、その腕前も披露するなど、知る人ぞ知るジャズプレイヤーなのです。
 「サックスは指先と肺を使うでしょ。だから、ボケ防止や心肺機能の活性化など、健康の促進にも繋がると思って続けているんです。音楽は芸術のひとつでしょ?今までは"手術"をしてきましたが、これからは"芸術"。僕の人生、"術"がキーワードのひとつのようですね」。
 健康法はいろいろありますが、長く続けることが何より大事だといいます。あなたの好きなことは何ですか。まずは自分流の健康法を探してみませんか。


Profile:松田捷彦(まつだ かつひこ)
 1943年京都府生まれ。京都大学医学部卒業後、同大学医学部第二外科入局。1975年、三菱京都病院外科医長、1979年、京都大学医学部第二外科助手、1984年、京都大学医学部心臓血管外科助手、フランス留学 1986年、帰国後復職。1988年浜松労災病院心臓外科部長、1992年、京都大学医学部心臓血管外科講師、1994年京都大学医学部心臓血管外科助教授、1998年静岡県立総合病院 心臓血管外科部長、2003年、静岡県立総合病院 副院長。現在に至る。

学会専門医資格など
日本胸部外科学会認定医・指導医、日本外科学会認定医・指導医、循環器専門医、外科専門医、心臓血管外科専門医、医学博士
静岡県立総合病院で「ゼラチン糊を使用した解離性大動脈瘤」手術を国内で初めて成功させる



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